どんなことであれ、終わりは切ない。また新たな始まりに繋がることが救いになる。
昼間の日差しはまだ強いが、朝晩は涼しくなってきた8月の終わり。
後半戦のスタート。新加入選手のダンマクが仕上がる。
平田選手は福岡出身です。
一方で、今日の試合を最後に移籍する田中里穂選手のダンマクにはたくさんの寄せ書き。
場内の売店。ふく豆＆柿の豆のラベルは、順番を前後させて田中里穂選手に。
貼り終えたダンマクの前を、選手が駆け抜けていく。
ゆっくりと、しかし確実にキックオフが近づいていく。
ピッチ練習開始。
ステラのメンバーとして最後のアップに臨む田中里穂選手（25番）。
14番の田中萌選手を挟んで、27番はドゥーエ（U18)から二種登録の福住選手。
新旧のユースキャプテンが並び立つ。
キックオフ8分前。強い西日が雲に見え隠れする。
ハーフタイム。
田中里穂選手を始め、控え選手がピッチに飛び出す。
前半は早々に先制を許すも、初スタメンの平田選手が見事に同点弾。
エースが抜けた影響が見えないほどに、中盤のパスワークに磨きがかかっている。
前社長の山内さんがバックスタンドを訪問。
文字通りステラをゼロから立ち上げた、功労者に花束と惜しみない拍手。
混戦から勝ち越し弾を許した後、時折縦に早い展開を見せたが惜敗。
田中さんが2人続けて移籍セレモニー。不思議な気持ちである。
ノジマステラＵ１５[0ｰ4]大和シルフィード1998＞タッパが明らかに違ったのでその辺は仕方なし／1対1ではおもしろい局面も／ピンチは多かったがDFとGK踏ん張る／今後のまとまりと個々の成長が楽しみ #nojima_stella pic.twitter.com/aoDbrbLxDi
— オードリー羽田⋈＠いろんな情報おじさん (@audrey1967) April 20, 2013
ノジマステラU15（現・アヴェニーレ）の初公式戦。
尾山沙希さんが創設期から皇后杯準優勝までキャプテンとしてトップチームを引っ張り続けたレジェンドならば、この初戦からトップ入団までキャプテンを務めた田中里穂選手はユースを引っ張り続けた功労者である。
弾けろ、田中里穂選手。どこまでも。
