くじ引きで決まったこの変則的なトーナメント表を見た時は「ノジマだけ2試合って大変じゃねえかな~」と思ったけど、よくよく考えると
・最初から2試合の予定で準備できる(相手は前の試合に勝てなかった時点から準備が始まる)
・常に相手より1試合少ないコンディションで戦える(相手のノルディーア北海道、それから午前の試合で激闘を繰り広げた「益城ルネサンス熊本」「名古屋FCレディース」は3日連続の3試合目で、相当疲労があったと思う)
という有利な点もあった。
創設1年でチャレンジリーグ(なでしこリーグの1つ下、男子で言うJ2に相当)入りは初のケース。
なんたって公式戦はこれでまだ14試合目ですよ奥さん。
俺も女子サッカーを見るのは今年からだけど、ここまで予定通りにミッションを進めるためには、入念な準備、人材の見極め、相当の練習、絶え間ない打ち合わせ、あと忘れちゃいけない「それなりのお金」が必要な事は想像がつく。
その全てをクリアーした末のタイムアップが近づくに連れて、なんとも言えない気分になっていった。
試合は前半21分にMF16井上選手のヘッドで先制後、後半7分、10分、18分と畳み掛けるように3点を追加。
趨勢がほぼ決したこの辺りから、菅野監督は長かった1年を振り返るように選手を交代させていく。
後半15分、ケガが癒えてこの大会から復帰した10山根選手、この日はDFで出場。
同じく後半25分、この日は控えだったけど貴重な戦力であるMF6片岡選手(右)、MF7西村選手(真ん中)、FW17斉藤選手(左)。
そして後半45分、負傷後初めてピッチに立つMF11古市選手。練習試合とは言えノジマステラ初のゴールを放った彼女が出場し、チーム全員が決定戦の公式記録に残った。
気がつけば日が西に傾き風もすっかり冷たくなった中、ついに試合終了。
喜びに沸く選手がいる一方で、感極まって周りから声をかけられる選手も。
それぞれがこの勝利を噛み締める。
無事役目を果たすことになった記念Tシャツを着て、菅野監督の胴上げ。
やったぜ。社長も来た甲斐があったぜ。
そしてサポーターを交えての記念撮影…は撮られる側だったのでこちらをご参照ください。
ノジマ昇格おめでとう\(^o^)/ twitter.com/ichi3911/statu…
— ICHI 05さん (@ichi3911) 11月 4, 2012
うわ俺すっげぇ笑顔w
来年は全国リーグです。
やる方も見る方もたいへんになるだろうけど、それはそれで楽しみ。
今年はあと県リーグ戦が1試合と、皇后杯。
がんばっていきましょう。
つ おまけその1
やたら観客数が正確なのは公式記録(PDF)があるから(^^; 得点経過もわかりやすい。全国規模の大会ってのは、やっぱりすごいんだな。
つ おまけその2
恒例の紙ダンマクはこんな感じ(一番下)。
色合いが他の布ダンマクとあまり違いがなくてよかった。
ドサクサにまぎれて選手たちの記念撮影にも写し込ませていただきました。わはははは。
[…] […]