■うらがえし
「ボールを支配してチャンスも相手より多いのだが決めきれず、逆に一瞬のスキを突かれて失点してしまう」…今シーズン何度となくやられたパターンですがこの日は逆でした。
1点目のMF16楠神のカウンター、右サイドを上がっていったん中央にマイナス気味のボールを入れて、それからリターンをもらってペナルティエリアをドリブルで切り込んでゴール！
ぜんぶこれ走りながらなんだよ。これまでならどっちかがいったん止まってたイメージが大きいんだけど。結果はカウンターだけど、やってる事はこれまでの延長線上にあるというのがよろしい。
そして立て続けの２点めはMF14ケンゴのFKからDF5ジェシがヘッド！
（写真右下）
ケガのブランクも感じさせずに攻守に貢献。
ゴール後とインタビューではうれしさのあまり泣いてしまったらしい。
正直2ヶ月も勝ってなかったので（天皇杯は大学相手だったし、楽勝でもなかったし…）、この2点でもぜんぜん安心できず。
残り5分ぐらいになって胃の痛みがようやく和らいだと思ったら、スカッと失点するし。
でもGK1杉山（よくメンタル立て直したなあ）のビッグセーブもあり、見事にタイムアップ。
その瞬間、グラウンドに座り込んだ杉山は、両拳で地面を叩いて全身で喜びをあらわに（録画で確認）。
うれしいというより、全身から力が抜けたね。帰りの電車の中で、ようやく勝利を実感し始めたほどに。
二度目の昇格だった2005年、どうしても開幕から勝てなくて勝てなくて、第4節（ナビスコを含めると6戦目）のヴェルディ戦はスタジアムの神社をゲンかつぎで移動して選手もスタッフもサポーターも一丸となって、ようやく1-0の勝ちをもぎ取ったのを思い出したよ。
勝つって難しいんだなあ、とあらためて思った。
これで11位に浮上。次は最下位の札幌戦、19時から。
15位大宮が16時からの試合に勝って、札幌がウチ負けてしまうとJ2降格が決まるという、いわゆる「おくりびと」がかかった試合。
奇しくも監督は、J2時代の川崎を底上げしてくれた石崎さんであります。
まだまだ見守って行きましょう！
■おまけ劇場
「府中、キターッ！」
…まあスタジアムは調布市なんですが。
今回はいつものアウェーゴール裏からバックスタンドで観戦したんで、スタジアムをぐるっと回ってみたらライダーや戦隊でよく出てくる駐車場があったよ。
「チアリーダー大杉」
サイドラインにずらっと並んだチアリーダーのみなさん。
統率がとれてて美しかったよ。
「いつもご苦労さまです」
駅前の道に、多摩川クラシコ専用の告知フラッグ。
フロンターレのコレオ（人模様）とビッグフラッグ（どうやって運んだんだろう？）
＞ちょっと和んだ
2失点のあと、なにやら審判に抗議するFC東京ポポビッチ監督。
「あ、冷静になれてないのかな？」
とちょっと和めたよ。
「飛田給遠杉」
なんか横浜から飛田給（とびたきゅう）に行くのは、もう南武線→稲田堤乗り換えよりも渋谷から井の頭線で行ったほうが早いらしく、
初めて改装後の渋谷駅入ったよ。岡本太郎の作品を見るのは今年二度目です（一度目）
このエントリにコメントするのはふさわしくないかも知れませんが、諏訪根自子が今年３月に亡くなられていたそうです。
ご連絡ありがとうございます。
http://news020.blog13.fc2.com/blog-entry-2699.html
才色兼備とはこの方のためにあるような言葉でした。
ご冥福をお祈りいたします。