試合終了直後。
残り2分で追いつかれ、トーナメント進出が消えたエルフェンの選手たち。
心なし、足取りが重たそうに見えましたね。
1位通過を決めていたステラに対し、2位通過には勝利がほぼ必須だったエルフェンの執念がまさったのか、前後半の序盤を除いては終始相手ペース。
この日のメンバーでは中盤のゲームメイクが上手く行かなかったのか、なかなかパスがうまくつながらず26分には左サイドの突破を許し先取点を与えてしまい、その後もプレーに焦りが出て流れが変えづらいまま後半へ。
カップ戦を通してメンバーを固定せず、おそらく「今日このメンバーでどうやって勝てるか考えて動け」という監督から選手へのメッセージだとは思うんだけど、ついついこちらはベンチ外のパオ選手を探してしまう展開でした。
いつも前後半30分ごろに♪ステラのゴールが見た～いとコールの音頭を取ってるんですが（体力がないからそこだけしかコールリードができない）、この日はマイボールがすぐ奪われて、いつもより短く終わってしまったり。
だいたいこういう時は、我慢のシーンが続くんだよなあ。
それでも88分のコーナーキックで3度め（上記の通り体力が続かないからふだんはやらない）の♪ステラのゴールが～をやったら、ペナルティエリアの混戦から見事に南野選手が同点ゴールを蹴りこんで（押し込んだというよりこっちだったね）、メインスタンドは大騒ぎ(´∀｀)
先制点がエルフェンの執念なら、この同点ゴールはステラの執念。
1位通過を決めて、それでも勝負にこだわった選手の、スタッフの、サポーターの執念。
耐える展開からのゴール、今年はほんとうに増えた。
去年までの、なすすべなく一方的に終わる試合がまったくない。
非常に良いことです。
テレビでは連日、リオの様子が伝えられてます。
残念ながら日本の女子サッカー選手は誰もリオには行けなかったけど、4年後はこのチームからもじゃんじゃん代表選手が生まれてほしい。
試合前、鴻巣（こうのす）駅をレプリカ着て歩いていたら、
「ノジマステラのサポーターですか！？」
と二十歳ぐらいの男の子に声をかけられたよ。
「平野選手が知り合いなんで、これから試合見に行くんです！」
そうハキハキと答える彼の白いポロシャツの襟元には「JAPAN」の刺繍が。
なんでもCP（脳性麻痺）サッカー代表のメンバーで、7月のデンマークでの世界大会にも参加していて、ドゥーエとの練習試合でノジマフットボールパークにも来ていたらしい（名前聞いとけばよかった）。
こちらもパラリンピックには出場できなかったけど、やはり4年後はもっともっとチャンスがあるので、そちらも応援していきたい次第。
さてこの日はジェンさんの誕生日が近い（8/17）ということで、サポーターが歌うハッピーバースデーに合わせて…
ウォーターファイト。
パオ選手はなんで毎回こんなにエキサイトしてるの？台湾にそういう風習があるの？w
鴻巣は人形づくりが盛んな町だそうです。
なつかしいタイプの天気予報。
タバコ空き箱アートの次は、ペットボトルアートが来るのかな。