惜敗ではある。だが首位相手に守りに回ったゲームではなかった。
予報アプリでなにが起こるかだいたいわかるようになっても、黒い雲は怪しく見える。
案の定
大雨。そして雷。割り切ってGoProだけ持って行って正解だった。
そしてあっという間の青空。
虹がかかる。何かを暗示するように緩いカーブを描いた虹が。
ピッチ練習スタート。雲が高かった。
タイトルの「マツダァーッ！」は、68分の同点ゴール実況から（クリックするとそこから始まります）
冷静な西アナがめずらしく声を張り上げていた。
スタジアムはもっとボルテージが上がっていた。
初出場で初ゴール、それも2年目のシーズンとなるとこのチームではちょっと記憶にない。
人が変わろうとしている瞬間を目撃できるのが、スポーツの素晴らしい一面である。
話は前後するが、ハーフタイムを1-2で迎えて、ビハインドなのにワクワクしている自分がおかしかった。
限界を超えようとする力が、チーム全体からあふれていたからだと思う。
新しい何かが起きている。
選手たちに温かい拍手がいつまでも降り注いでいた。
