昨年も入れ替え戦でも試合終了間際にハーフラインからのロングキックが直接入って試合を決したことがあったが、まさか今年も試合間際にスコアが動くとは。
相模原、なでしこ1部初昇格に王手 0-2追いつく
試合開始から主導権は握ったが、決定力を欠いた。前半34分、42分と失点し、0-2で折り返した。風上に立った後半32分、MF田中陽子(22)がCKから直接ゴールを狙い、相手のオウンゴールを誘発。同ロスタイムには相手DFのクリアミスをゴール前で拾った途中出場のDF長沢まどか(26)が値千金の同点ゴールを決めた。
確かに前半の前半はステラがボールを支配していたが、やはり1部の経験とチーム力の差なのか、ボールへの寄せ、体の入れ方、パスやシュートの速さと正確さ、サイドを捨てて真ん中で跳ね返してからのカウンター戦術、どれも去年ほどではないが高槻が一枚上手に見えて、1点差はともかく2点差を追いつけるとは正直思ってもいなかった。
後半ATに入ってからは高槻がステラ陣営でボールキープを繰り返し(またこれも上手かったんだよね)、勝利への執念を見せていたけれど、そこで膝をつかせなかったのは去年の最終節の思い出や、そこから上積みされた力と経験、クラブ史上最高の2776人の歓声だと思う。
試合前の前説で
「こういう試合はチームの力に差があっても、勢いがプラスされて相手を上回る事がよくあります!みなさんの声援でステラを勢いに乗せましょう!」
と言ったのを、今更のように思い出している。
最後の最後で、相手を飲みきった試合だった。
まだ1戦目を引き分けただけだし、相手はアウェーゴールを2つも決めたので有利といえば有利だけれど、試合後のこの明暗は、短期決戦の2戦目に影響のない筈がない。
前半無得点だったのに、後半もステラのゴールを捉えようとハーフタイムに移動するカメラマン達。
プロの勘は正しかった。
前半終了後にバックスタンドが開放されたので(!)、ハーフタイムにはこちら側でも笑顔をサービス。
風は冷たかったけど、陽射しはたっぷりで雲もほとんどない1日だった。
カウントダウン動画で作ってみたのを流用していた。
わりと好評だったのでうれしい(´∀`)