好天に恵まれたノジマフットボールパーク。遠くの丹沢山系には数日前の雪が残る。
昨年の試合でよく感じていた「あと半歩寄せていれば」「あとワンテンポ早く動けていれば」というシーンが新加入組のプレーではほとんどと言っていいほど見られず、駆け出して数歩でトップスピードに移ってからの早くて正確なクロス、フィギュアスケーターばりの鋭いターンでの突破、逆サイドからのロングパスをダイレクトで叩き込んだシュート(モーションが小さくて早いから、本当に0.05秒みたいだったよ…)などが披露される度に、ぎっしり埋まったスタンドが湧いたのであった。
加入組に引っ張られるかのように既存メンバーの動きもテンポアップして、これまでなかったようなコンビネーションが見られるなど、「化学変化」の兆しはあちこちに見られた。
こんな人たちが元のクラブではレギュラーじゃなかったなんて、ホント信じられなかった。
あらためて、このチームはとんでもないところに行こうとしてるんだなと思った。
今シーズンは9試合x3クールで計27試合。
去年より5試合増えた長丁場を、このメンバーでどう戦っていくか、楽しみであります。
メンバーが変わっても、時に激しく、時に穏やかな「菅野イズム」は健在。
ハーフタイムは3回あったけど、そのつどチームミーティングとは別に、毎回違う選手にぎりぎりまでマンツーマンの指導してた。
(今季から練習の写真が載せられなくなったんで描いてみたよ)