「ボールは丸い。何が起こるかわからない」
鹿島アントラーズ監督・トニーニョ・セレーゾの言葉を裏付けるような展開が、今日の相模原には待ちうけていたのでしたよ。
■何が起こるかわからない・その１「サポが審判を案内する」
相模大野駅からバスで会場に向かったのですが、「これ麻溝競技場行くんですか？」と尋ねてきた黒スーツ姿の女性が4人…審判団のみなさんでした。
結局いっしょのバスに乗り、終点から競技場までの道を先導して行きましたが…そんなにわかりづらいんだろうか麻溝。政令指定都市なのに…。
■何が起こるかわからない・その２「天気予報がまったく当てにならない」
昨日までは最高気温２２℃くらいの曇り空で、ひょっとしたら雨かもよ～と言われてたのに。
この青空です。強い強い陽射しです。
試合にもたぶん大きく影響があったと思います。
ステラには相手チーム静産大出身者が3名（4寺田選手、13河原﨑選手、15長澤選手）いるのですが、先輩風を吹かしまくるあまり雨雲まで吹き飛ばしてしまったのかも。
■何が起こるかわからない・その３「2試合連続で先制される」
ちょっと前半立ち上がりは展開が緩めに見えて、でもチャンスがあるからまぁいいかーと見てたら、8分に相手のスルーパスにオフサイドを取りそこね、そのまま先制ゴールが決まってしまう。
その後は左右エンドライン近くからのクロスを中心に攻撃を組み立てるも、あと一歩合わずそのまま前半は終了。
0-0でこんな展開は今までよくあったけど、ビハインドまで行ってしまうとちょっと深刻だなあ先週の負けが響いてんのかなあ、と心配になりつつも
選手を信じ
相模女子大チアリーディング部「グランパス」の美技にリフレッシュしつつ、後半を待つのだが…。
■何が起こるかわからない・その４「審判が催促に来る」
ハーフタイムのミーティングが長引きすぎて、審判が控え室に催促しに行きましたよ。
その話し込みの成果は、59分（後半14分）に現れる。
左からのボールを受けて16井上選手が気迫のスライディングシュート！
いやザシャアなんて音しないだろと思われるでしょうけど、俺には聞こえてしまった。
それくらい、鮮やかな滑り込みだった。
ここからまた畳み掛けるステラの攻撃ターンが始まります。
■何が起こるかわからない・その５「１３分で３得点」
前半はエンドラインまで上がってからゴール前へのクロスが多めだったけど、後半はだいたい2/3くらい上がったところからトップの選手にめがけて斜めのクロスに切り替え。
これが相手守備陣の間隙を縫う形でピタリとはまった。
こうなれば速さを武器にしたステラの攻撃が生きてきます。
で、その結果が13分で3得点。
この間アシストに徹して縦横無尽に走りまくった吉見選手も、アディショナルタイムに技ありのダメ押し4点目（あの細い体のどこにそんなスタミナが…）。
これでチームは３位をキープ、吉見選手もチーム得点女王をキープ（9点。以下金井7井上7斎藤3寺田・河原崎2吉田・後藤1）。
本当に何が起こるかわからない試合でした。
試合後、エスコートキッズを務めたノジマステラU12の子供たちと一緒に。
選手たちを見つめる目が本当にキラキラしてて、俺は子供もいないし後世に名を残す様なこともできないだろうけど、こういうキラキラが続いていくように生きていきたいと思った。
来週は静岡市の草薙球技場で清水第八戦です。おやこんなところに帰省キップが…。
■おまけ劇場
試合前のウォーミングアップ、右下の金ちゃん（18金城選手）の「3本伸ばして2本畳む」右手が変身ポーズみたいで超カッコイイ。私生活に取り入れたい。入れなくていいか。
こちらも相模女子大チアリーディング部のウォーミングアップ。
あまりの跳躍力にサポーターからコールがかかったw
「ウゴウゴ・ルーガ」から20年！
「ちなつのシュート！」では夢物語だった女子W杯制覇も、今や現実に。
見に行きたかったが、別の用事と重なってしまい、行くことができなかった。やっぱりこのチームは進化しているという感じがしました。3Dの絵はグッドです。
Lフラッグを4枚つなげて、ビッグフラッグで応援する日もそう遠くないな。
ちなみに、なでしこリーグのチームで「ちなつ」選手がいることは多分知っていると思うのですが。念のため。
コメントありがとうございます。
去年からの積み重ねが、ここに来て効いているという印象を受けます。
＞ちなつ選手
早く対戦する日が来ないかなあ、と心待ちしております(^^)
＞3D
ありがとうございます。シーズンオフにコツコツ作っててよかったです。