残り5分。
石田みなみ選手のクロスにボレーで合わせ、取りづらい低いバウンドのシュートを放つ南野選手。
この人が決めたら試合の流れが決まる、それがエースだと思った。
https://youtu.be/aJvVlN1ZoYc
曇り空の西が丘。
今年の開幕戦の地でもある。
入口のテントには、消毒液とサーモグラフィー。
どこの会場でも、すっかりお馴染みになってしまった。
球技専用スタジアム、とりわけ壁が低いところは文字通り迫力が違う。
小林選手もスタメン復帰。
キックオフ。声援のない、手拍子だけの静かな試合が始まる。
北野監督（左端）は終始ベンチから見守る。
またも新しい布陣のせいなのか、なかなかパスが通らない。シュートまで持っていけない。
「よもやよもや」のスコアレスで前半を終える。
ゴールポストを消毒する運営スタッフ。
ボールパーソンの手にはビニール手袋。
絶え間のない努力に、この日の試合も支えられていた。
後半は3枚替えでスタート。パスの精度とスピードが一気に上がる。
特に右からのクロスが増え、何度もチャンスを演出する。
ホワイトスターも守りを固めつつ応戦。足が最後まで落ちなかった。
ある種、難しい試合であった。
来週は愛媛FCレディースと三回戦。
今季リーグ戦で唯一、負けのない相手（1勝1分）ではあるが、果たして。