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長い間続いているTVシリーズの中には、「どうしてこれがカウントされているのだろうか？」という異質なタイトルがあったりする。

斬新なことをやりたかった、スポンサーからの要求があった、テレビ局からのテコ入れがあった…様々な事情がごちゃまぜになったであろうカオスさから伝わってくるストーリーは、リアルタイムで接するには良くも悪くも驚きばかりが先行してしまい、落ち着いた評価はしばらく経ってからでないと難しい。
そんなタイトルに、よく似たシーズンだったと思う。

7:48

スポーツの秋です。

8:37

旅行の秋です。


三連休初日の北陸新幹線下り指定席は、午前中のぶんは全滅だった。
いかに今年のまとまった休みが荒天続きだったかがよくわかる。

10:30

軽井沢からはなんとか座れて、長野駅に到着。
天窓がすばらしい。


特急しなの。
北陸新幹線が復旧しなかったら、のぞみで名古屋に飛んでこれで来るつもりだった。

10:58

篠ノ井駅到着。
おいしい立ち食い蕎麦のお店は、残念ながら9月で閉店。


シャトルバスに向かう途中、新種の恐竜を発見する。
＊
知らない街の知らない大きな店を見つけるのはなんだか楽しい。

11:14

スタジアム到着。
掲げられている横断幕は


SC相模原とノジマステラサポーターの合作。


嘘みたいな好天だった。


長野Uスタジアムは、本当に美しいスタジアムだ。


エリンギはスポンサーのホクトさんから。


頭に試合球を乗せておくのである。

12:18


ピッチ練習開始。
野田監督はシーズン中盤から、ベンチを出てピッチから練習を見つめる様になった。

13:58

前半は1-1で終了。
両チームともエースがすごいシュートを決めた。
左サイドに復帰した小林海青選手のキレに目を見張る。

14:52

その後、長野がダメ押しゴールを決めて2-1で終了。
スタジアム全体が後押しした様なゴールだった。


キャプテンが代わり監督が代わり社長が代わりエースが途中で移籍する、という目まぐるしいシーズンは7位で終了。
耐えてしのいで勝点をもぎ取る、そんな展開が多かった気がする。

振り返るとトップもユースも、昨年の様な成績は収められなかった。
ワールドカップメンバーにも、結局誰も呼ばれなかった。
だがカオスな1年には、得てして後年にまばゆい輝きを見せる才能が隠れている。
だから私は、これからもこのチームを応援し続けたい。

16:43

知らない街の夕暮れは、さびしいのにどこか心惹かれるものがある。

18:30

さいわい下りは指定席が取れたが、東京駅ホームにはまだこれから出発する人たちがたくさん。
暫定ダイヤは当分続くらしい。
年末年始は相当混雑するだろう。

長くなるが、最後にこの旅一番の思い出を綴っておく。

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