4/24 なでしこリーグ2部 第5節日体大フィールズ横浜戦「(1-0)x3」

全力で上がり、全力で戻る。
開幕から連続5試合無失点記録は、単に引いた守りだけでは達成できなかっただろう。

ちょっと細かい話になるが、ノジマステラは2012年の結成以来去年までの公式戦を103回戦っている。
そのうち1-0で勝った試合は2014年に2回（清水第八戦、セレッソ大阪堺レディース戦）しかなかったのに、今シーズンは5節を終わってすでに3回（吉備国大戦、世田谷戦、日体大戦）も記録している。

素人なりに考えれば、CBに俊足の長澤選手を持ってきて、そこに新加入の高木選手（U-20W杯出場経験あり＆今年の大学選手権日本一）を加えるわけだから…事実この日の試合も2人の活躍で防がれたシュートが何本もあった（日体のシュート数は前半3後半9。ステラが前半2後半3なので倍以上ちがう）。

さらにどのポジションの選手も相手ボールへのチェイスや複数でのプレスはしっかりと行っており、「守備から入る」形になった結果、3試合の「1-0」で流れの中からの得点は吉備国大の1つしかなく（世田谷戦はCKから、日体戦はPK）、かつての「暴れん坊」な得点力は若干控えめ。

ただこれまで「１点差を守り切る、逃げ切る」試合があまりできなかったチームが、こうやって「僅差をものにする」戦い方もしているということは、頼もしいことでもある。

……見てる方は結構しんどいですが(^_^;)

全力を出しきった試合が勝利で終わって、ホッとひといき。
権野選手は今季初出場。おめでとうございます。
タイムアップの瞬間には、高木選手、石田選手、正野選手、権野選手と4人の早稲田OGがピッチに揃い立っていたので、大学選手権準決勝カード（早稲田×日体大）の再現みたいだった。

…菅野監督、狙ってたのかも？

破れはしたが、こちらも全力の試合を見せてくれた日体大フィールズ横浜さん。
見ていたステラのユースっ子たちの心にも、プレーは深く残ったはず。

「益城、がんばっていこう！」という意味です。
試合前、元益城ルネサンス監督の福ちゃん（福田コーチ）みずから、くまモンのきぐるみを来て募金活動。
その甲斐あってかこんなに集まりました。

募金活動のアピールに駆けつけてくれたサポーターさんも。感謝。

さて保土ヶ谷公園サッカー場といえば…

徒歩5分で行ける、ハングリータイガー1号店だ！
特に募集はしなかったのに、試合後サポが7人も来てハンバーグを食べてましたw

高い天井、大きな窓、ガラス張りのグリル、そして意味不明なトーテムポールに入り口にはインディアン人形（等身大）。
牛肉がハレの日の食べ物だった頃の「アメリカへのあこがれ」が、ぎゅっと凝縮されたレイアウト。
また食べに来よう。

おまけ。先週に引き続き特等席から試合を見守る、ウルトラの皆さん。