2012年2月1日のクラブ創設から、
この試合（2014年10月25日）で998日。
1年目の皇后杯予選やチャレンジリーグ参入戦、2年目の開幕戦、ここを乗り越えれば次のステップへ行ける試合を尽く勝ち進んできたステラだったが、さすがにトップリーグへの挑戦というプレッシャーは半端無かった。
前節（といっても1ヶ月前だが）日体大戦で見せた素早く連携の取れた動きが影を潜め、吉見選手を怪我で欠くというハンディもあったが、90分間ほぼ相手の注文に乗ってしまった展開であった。
平均年令は23歳、トップでバリバリやってた人や昇格戦を何度も経験したベテランもいない、加えてこれまで何度もピンチを救いチャンスを作ってきた中心選手の居ないピッチで「若さが出た」と言えばそれまでだけど、それも含めて今の「ノジマステラ」なんだと思う。
──厳しい戦いになりましたね
はい。でも今の自分達の実力なんで、次の試合に向けて、まだ終わったわけじゃないんで、また今日から次の試合に向かって行きたいと思います。
（試合後、尾山キャプテンのインタビューから）
文章にすると淡々としてる様に見えるけど、実際は涙まじりだった。
試合後のセレモニー挨拶でも（やらなきゃいけないんだよねえ）言葉の詰まるシーンが多かったけど、みんな拍手と声援で励ましてくれてよかった。
ステラ最初の1,000日が終わる。
次の1,000日先に何が待っているのか、今は誰にもわからない。
だけど次の1,000日後、この日の試合をみんなでしみじみと振り返られるような、そんな毎日の積み重ねを見て行きたい。
日の傾き始めたピッチで黙々と練習を始めた、ステラのユースチームを見てそう思った。
■おまけ■
実はこの2匹…じゃない、ご夫婦（そういう設定なんだよ）がステラの試合で揃うのは初めて。
神奈川県共同募金会のきぐるみも登場。
雰囲気を和ませてくれた。
負けている時ってなかなか時間が進まないようでいて、気が付くとタイムアップなんだよなあ。
この西日が印象的なグラウンドに居ると、特にそう思う。
特設のヤグラを作って（この３つとアウェーゴール側に1つ）生中継してくれた、tvkさんに感謝。
ピッチ用。クッション巻いてあるね。
試合後の相武台下駅は、勝っても負けてもどこか寂しげ。
世代的に「必殺シリーズ」のエンディングが似合う。
