人数、声出し、その他諸々が制限された中で、Jリーグに続いてなでしこリーグも有観客試合（※）がスタート。
（※）この単語自体が状況がノーマルでないことを表している
すべてが元通りにはなっていないし、残念ながらならないだろう。
だけど「できること」が少しずつ増えていく。復興とはこういうことなんだろう、と改めて感じる。
「世界中の青空を全部相模原に持ってきてしまったような、素晴らしい夏日和でございます」#ノジマステラ pic.twitter.com/8zciSSsAJ2
— オードリー羽田⋈＠いろんな情報おじさん (@audrey1967) August 1, 2020
待ちに待った梅雨明け。
本当なら1週間後に、オリンピック女子サッカーの決勝戦だった。
9ヶ月ぶりのギオンスタジアム。
すべてが懐かしい。
ずらりと並んだ横断幕。
芝生席のメッセージダンマクは「サッカーがある、この日常を支えてくださるたくさんの方々へありがとう」。
ピッチ練習開始。
北野監督は練習はベンチで見守り、試合中はテクニカルエリアぎりぎりに居るタイプだった。
サポーターはいないけど、スタンドに挨拶するマイナビベガルタ仙台レディースの選手たち。
ステラサポから大きな拍手が。
キックオフ直前、小林選手100試合、平田選手150試合出場達成セレモニー。チームメイトの前で、照れまくるご両人。
小林選手はご家族と。
平田選手は勤務先の店長と。
ご実家が福岡なので、来場は難しかったのだろう。
集合写真でリラックスさせようとする（？）ベンチ組。チームの雰囲気が良かったので、ちょっと安心した。
相手のミスからの2得点ではあったが、守備←→攻撃の切り替えの速さ、ロングボール、サイドチェンジ、ワンタッチパスでの局面打開など、今季一番やりたいことがやれた展開だったと思う。
昨シーズン後半は1勝1分7敗、今季も守りの要である大賀選手が長期離脱、開幕の4ヶ月スライドも含めて思い通りにいかない状況が続いていたが、これで一区切りついたのではないだろうか。
練習場の確保すらままならなかった経験のある監督がチームを率いていたことが、ここにきて大きなプラスに働いていると思う。
もちろんトラブルなんて無いほうがいいのだけど。
万難を排して来場した、334名に感謝。
試合終了。
勝利に沸くノジマステラ。
がっくりと膝をつく、仙台のゲームキャプテン。
降格はないが、勝負の怖さは今季も忘れないようにしたい。
2ゴールを上げた南野選手、ヒロインインタビュー。
嬉しさと安堵が伝わってきた。
勝利の挨拶後、うっかり（？）ラインダンスを始めかける川島選手。
いつか思いっきり、踊りたい。
終バスで帰路に。
さよなら相模大野、また来る日まで。
