狙った試合で、またしても勝ちきれなかった我がチーム。徐々に戦術理解力は高くなって来たが、結果が伴わない。しかし今年、いつもミーティングに選手達に言っている事は『next game』。勝っても、負けても、引き分けても最高の試合は次の試合だ。
（北野誠監督blog「腹の底から笑いたい」より）
この日は平塚での開催。
八幡宮で必勝祈願。
こういう碑文にも見入ってしまう日である。
丸谷才一氏によれば夏のエッセイで一番下手なのは「暑い」から始まるやつだそうだが…暑かった。
いつか見慣れてしまうのだろうか。
こんなところでゲルト・エンゲルス監督の名を見るのもまた、サッカーの面白さである。
結果としてはドローゲームではあったが、こちらから見れば好ゲームでもあった。
試合後の北野監督とエンゲルス監督のコメントを見比べると、やろうとしたこと・やれたこと・やれなかったことが浮き上がってきて興味深い。
個人的には先制ゴールの平田選手の笑顔（左端、18番）
と、オフサイドで幻のゴールに終わったがやはり全力の笑顔を見せた福住選手（27番）が印象深い。
ジョルディ・アルバ、ブスケッツ、セスクを抑えることが出来たのは正確性とイマジネーションを持つチャビとイニエスタが居なかったからである 笑
（腹の底から笑いたい」より）
果たして、この翌日INACは日本代表川澄奈穂美選手の加入を発表した。
試合終了直後の北野監督、心なし顔がほころびている（？）
静かに日が落ちていく、Shonan BMWスタジアム平塚。
また前のように、サポたちが語り合える日が来てほしい。
