公式記録はこちら(PDF)をご参照ください。

台風18号マンニィ
の影響で、試合当日午前中の羽田→福岡便は壊滅。新幹線も東京-新大阪間は不通に。
選手スタッフは前日福岡入りしていたのでトラブルはなかったけど、当日入りを予定していたステラのサポ達が来れなくなってしまいました。
その結果、同じく前日福岡入りしていた私ら夫婦、そして急を見て駆けつけてくれたベルマーレサポさん(前日対鳥栖戦の応援で佐賀入り)、幸いにも当日成田から(!)福岡入りしてくれた方、九州地方出身選手のご家族やお知り合いの方々、と総勢十名弱での応援となりました(もっと居たかもしれないですが)。

文字通り超アウェー

ピッチに姿を現した選手たちがこちらを見て「来れたの!?」と驚いてました(^^;
さいわいにして福岡の空はさわやかな秋晴れ。

台風の進路にあった場所では、試合開始が送れたり試合そのものが中止になったりしていました。
先週雷雨による中断を経験した身としては、他人ごとに思えませんでした。
サッカー以外の被害も酷かったし、次の三連休は全国的に晴れてほしい!

■キックオフ
相手チームのアンクラスは、この試合を落とすと昇格入れ替え戦がほぼ絶望的になる状況。
対するノジマステラはいつもどおりの3-4-3。
地元福岡出身の山根選手はベンチスタート。

序盤はステラ優勢で進む中、28分アンクラスにアクシデント。
3浮田選手が足を痛め、22平田選手に急遽交代。
ところがここから試合はアンクラスペースに。
後半の「ギア上げ」に取っておいたのかもしれないが、平田選手は動きも足元も上手く、それまでは殆どなかったゴール前に持ち込まれるパターンが増え、あわやステラ失点というシーンも幾度か。
加えてアンクラスの4バックは戻りが早く、なかなかゴールを割ることができない。
風も不規則に吹いており、ロングボールは予測できない軌道を描く。
(CKがそのままゴールラインを割るのも何度か見られた)

じりじりしましたねえ。

公式記録だとアンクラスのシュートは前後半1本ずつなのだけど、何度も何度もカウンターを食らっていた記憶が。
それほどに拮抗した展開は後半が始まっても続いたが、ステラは59分に13河原崎選手に代えて15長澤選手を投入。
驚異的な快足で前線へ飛び出し、あとワンタッチでゴールというシーンも出てきた。
72分には16井上選手を17斎藤選手に代え、さらに攻めの姿勢を強める。
残る3トップの一角、14金井選手も至る所に顔を出す猛チェイスを敢行、アンクラス側のボールの出処をつぶしまくる。
その積み重ねが実ったのか、だんだんとアンクラス側のパスが乱れてきた79分、ステラのFK(キッカーは、なでしこジャパンに招集された2吉見選手だ!)に4寺田選手が頭で合わせて待望の先制点。
あまりのうれしさに騒ぎすぎて、場内アナウンスを聞き漏らしました。

点が入るとますますペースはステラに傾く。
直後オフサイドの判定を巡って菅野監督が猛抗議、第4審判に注意される一幕もあったが、その執念が乗り移ったのか90分に17齋藤選手が右ペナルティエリア外から強烈なシュートを決める!

そのままタイムアップ、試合は0-2でノジマステラが勝利。

■そしてサッカーは続く
勝利に沸くステラの選手たちによる試合後挨拶…からの、8坂本選手のバースデーサプライズ。

前述のベルマーレサポさんが、泊まっていたホテルで(!)試合用とサプライズの用のダンマクを4枚作ってきてくれました。
自分も念の為に1枚持ってきてよかったよ。

一方、敗れたアンクラスは監督と選手たちが挨拶。
昇格の道がほぼ絶たれたとあって、涙まじりになる人も。

来年はノジマステラも昇格戦線に加わる見込みだけど、そのプレッシャーの中で今と同じような(あるいは今以上の)サッカーができるか、サポーターも浮足出つ事なく応援できるか、今はまだわからない。

■最後になりましたが
アウェーの我々を暖かく迎えてくれたアンクラスのスタッフ、サポーターの皆さん、ありがとうございました。
試合を見に来たスクール生の多さが、チームの歴史を感じさせてくれました。

そして「おまけ編」に続く。

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