この時期の書き出しで、一番やってはいけないのは「暑い」らしいけど、
最高気温33℃の一日はどうしようもなく暑かった。
先行されたら追い上げるのは難しいコンディションで、しかしステラは前半14分に右中央からミドルを直接決められてしまう。
コバさん（GK21小林選手）は一歩も動けなかった。
予想通り相手は引き気味のフォーメーションに移り、中央→サイド→クロスと手数を踏むステラの攻撃はあまり通らなくなっていく。
静かな展開は34分、はるな（MF18川島選手）が中央を突破してからのシュートを見事に決め、俄然動きを増す。
41分、さっちょん（MF9尾山選手）の右からのクロスに、ゴール左際にいたゴンちゃん（FW22権野選手）が頭で合わせて見事に逆転。
ひさびさの「ゴンゴール」に場内大いに沸く。
後半に入って一気に勝負を決めに来たステラが攻め上がる中、48分にはマイナスのパスにさっちょん、54分には1対1をたなよう（MF20田中選手）が冷静に決め、これで勝負あった…と普通は思うんだが「FWを下げてDFを入れてもさらに攻め続ける姿勢」は今年も変わらず、79分85分とミドルで2失点をくらい、最後は薄氷の勝利となった。
暑さで相当疲弊してただろうし、相手がミドルで決めてきたというのは向こうも攻め上がる体力が無かったってことだし、えげつないほど引いた布陣を敷くとか、ボールキープを多用して時間を潰すとか、AT入ったら相手の流れを切るために3人目を交代してみるとか、そういうのもやっていいと思うしやってるところもあるんだけど、ステラはやらない。一切やらない。
かつて大槻ケンヂは「プロレスなんてバカみたいなものに熱中しないでください」というファンレターに対して「プロレスはバカみたいなものではない、バカそのものだ！」と言い切った。
およそ常識からかけ離れたもので構築された世界をそう形容し、しかし心から愛した。
ステラのサッカーに見え隠れする「あやうさ」もまた、常識的な人であればあるほど、理解できないものだろう。
次のステージに進むには、おそらく捨てていかねばならないものだろう。
ただなにごとにも創成期から過渡期にある、バカバカしいほどおかしい、それでてなぜか魅力的なものが、今のステラのサッカーにはある。
それはメジャーになった後では、二度と手に入らないものなのだ。
試合終了後、ハッピーバースデーサプライズで水かけを食らい、さっちょん（9番、ヘアバンドが目印）に笑顔で詰め寄るたなようw
ゴンちゃん（22番）も笑顔でよかった。
この日はさがみ湖リゾート プレジャーフォレスト（旧・相模湖ピクニックランド）さんがマッチスポンサー。
マスコットのパディントンくんも来てくれた。
ウォーミングアップに混ざろうとする（？）二匹。
混ざれませんでした。
もう１つ、相模原ご当地アイドル「つぶつぶ DOLL」さんも応援＆ハーフタイムショーを披露。
この大旗を振ってくれたのは、菜花（なのか）さん。
ドラクロワ作「民衆を導く自由の女神」 @nanoka_online #ノジマステラ pic.twitter.com/YZMzDFrjOJ
— オードリー羽田＠ノジマステラ愛好会 (@audrey1967) 2015, 7月 25
アイドルの歌にコールするのは昔よくやりましたが、まさか俺のコールリードでアイドルが歌って踊る日が来るとは思わなかったよw 長生きはするものですね。ありがとうございました。 #ノジマステラ @nanoka_online pic.twitter.com/ollZUYMwNE
— オードリー羽田＠ノジマステラ愛好会 (@audrey1967) 2015, 7月 25
久々にアイドルを目の前にしてはしゃぐw
ハーフタイムショー。
一番後ろ、何気なく振ってるように見えるけど、このサイズの旗は持ちあげるだけでもたいへんだし、綺麗に見えるように振るのはもっとたいへん。素晴らしい。
試合後、設営スタッフを務めたノジマ内定者さんたちと選手が記念撮影。
♪AVC専門店 ノジマ～ってコールしてみたけど
誰も気づかなかったw この頃（1992）生まれてないだろうしなあ。
最近は試合前に
この2本が流れてます。23年経つといろいろ変わるなあ。
