真新しいグラウンドに、W杯やオリンピック出場経験者が相対するという、贅沢な時間であった。
横浜FCシーガルズの山本選手（2003年W杯、アテネ五輪出場）は、米国→フランス→イタリアのクラブを経て、昨年から現チームに。
大和シルフィードの小野寺選手（2003年W杯、アトランタ五輪、アテネ五輪出場）や四方選手(2001年アジア選手権出場)に至っては、一度引退してから現役に戻ってきている。
その小野寺選手と同じチーム（ベレーザ）で練習していたのがノジマステラのGK小林選手であり、同じ頃下部組織のメニーナに湘南台から2時間かけて通っていたのが、シルフィードの中澤選手。
ステラができる何年も前からサッカーに取り組んできた人たちのおかげで、この日のサッカー教室とエキシビジョンマッチが実現したと言っていい。
そういえばシーガルズとシルフィードのサポさんたちは、俺たちステラのサポよりお年を召した方や逆に小さい子供たちが多く、歴史を感じずにいられなかった。
いつかこの2チームと、一番上でやりたい。
そう思った。
ゴールを決めた19FW南野選手（赤の手袋）に駆け寄る、9MF尾山選手（奥は7DF石田選手）。
ケガでなでしこ交流戦は最終日しか出られず、調整具合が気になっていたがこの満面の笑みを見て安心した。
大和シルフィードのシュート練習、先頭に居るのはステラのジャージ？
を着た、西村選手でした（昨シーズンまでステラに在籍）。
心なし背が伸びて、プレーに自信がみなぎっていた。
こうやって歴史が繋がっていくのが、我が事のようにうれしかった。
これも贅沢なシーン。
JFAアカデミー福島1期生の揃い踏み、20MF田中選手、2DF吉見選手のFK。
このシーンに限らず、この日のステラは何をしでかすかわからない2013シーズンの勢いが戻ってきた感があった。
ポジションも先発も控えも関係なく、チャンスがあれば攻め、ピンチになれば守り、それを切れ目なく続けることで試合を作っていく。
今年は27試合の長丁場だけど、不安より期待が上回った1日だった。
■おまけ
たれ、あるべカップ優勝おめでとうございます #ノジマステラ pic.twitter.com/u7DbFWZclb
— ken-v@グルメ猫 (@kenv9) 2015, 3月 7
こんな楽しいことができるのも、先達さんのお陰であります。