大富豪同人物語:Web連載版

第34話「足球小姐・サバンナを駆けろ!」

ねじ子「ふふふ。今週のヤングジャンプでとうとう虎の正体がわかったよ」
ぷぢ子「まぁファンでも目をつぶりたくなるアレな内容だが、一応聞いてやるよ」
ねじ子「20&21ページの見開きで、アナウンサーがセリエAをたとえて『殺戮のサバンナ』と言っているのだが」
ぷぢ子「次に虎は『そうだ このセリエAという ジャングルの中で生き残るには』とモノローグ」
ねじ子「グワーハッッハッハ!先週あんたがアマゾンがアフリカにと思いこんでるってツッこんでたら、虎までそのまんまかい」
ぷぢ子「ちなみに大辞林 第二版 によると
サバンナ [savanna]
熱帯・亜熱帯地方にみられる乾性の草原。明瞭な乾季と雨季がある。年降雨量200〜1000ミリメートルで、丈の高いイネ科植物が密生し、低木が点在する。アフリカのスーダン地方・南アメリカのリャノスやカンポなどがこれに属する。熱帯草原。サバナ。
ジャングル [ jungle]
樹木、つる植物、下草などが密生している熱帯地方の森林。
だよ。ちょっと同じとはあんまり……」
ねじ子「あと『サバンナ』のページで、バックに動物が描いてあるんだけど(描くなよ…)、左から
ジャッカル/ライオン/水牛/サイ/熊/豹/オオトカゲ(?)/象/ゴリラ/ワニ/カバ/コブラ(?)
…こいつらいっしょに戦うかなあ。カバは肉食だったかなあ」
ぷぢ子「で、ここまであんたがツッ込む理由がこれ(車内吊りポスターを取り出す)だよね」
ねじ子「ああ、そうとも。今週のヤンジャン広告。なんだこの『日本代表はこの2人のキーマンに任せろ!』ってコピーは!」
ぷぢ子「アディダスが入らなかったのは、きっと体の大きさがポスターに入…プゲッ!(裏拳を食らう)」
ねじ子「ああそうですか、集英社さんのおっしゃるサッカーっていうのはFWとMFだけでできちゃうんだ、はーん!また飛んだり跳ねたり空手チョップやったり、おもしろおかしくサーカスみたいな試合やりぁいいんだ、はぁあん!」
ぷぢ子「(鼻血を流しながら)そ、そっとしておいてやれよ…きっとヨシカツが準決勝までがんばってくれるよ……」
ねじ子「まあ、陽一になに期待するかって話になるしな。ところでヤンジャン、10年ぶりに買ってみたんだけど、誌面ぜんぜん変わってねえなあ。巻頭がグラビア、スポーツとエロとケンカが適当に混ぜてあって、ゴマちゃんもいるし。マッドブル34が載っててもまるで違和感ないよね。ダイザブローッ!」
ぷぢ子「ま、男の背広と童貞の妄想は、あと100年は変わらないってことで」
ねじ子「あと、サバンナにもジャングルにも、野生のトラは生息していないってことで」
ぷぢ子「トドもいねえよな」
ねじ子「氏ねッ!」
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