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アオイホノオ　２巻

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読み終わってからしばらくの間、夫婦でハーロックごっこが止まりませんでした。

「一杯やれよ」
「ミ、ミルクは体が錆びる、勘弁してくれぇっ！」




……生まれ育った土地が２００キロ以上離れているのに、二人の記憶がまったく同じだ。

「どこの研究機関で植え付けられたんだ？」

（以下、ものすごくライトのきつい部屋で、二人とも白っぽい服を着て、目線を合わせないように話し合う）