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2011年の終わらない夏休み。

バンダイチャンネルが今月から月額1000円見放題コースを始めたと思ったら


Youtubeで東映が無料配信をスタート。

http://youtu.be/75nmozn1DQc
(埋め込みが不可なのでアレだが、「宇宙刑事シャイダー劇場版」まるまる1本だったりする)

喜んで登録をしてみたが、冷静に考えると 非 常 に ま ず い 。

若い人はどうか知らないけど、思春期をこじらせて
「一日中好きなだけアニメ見て特撮見ていたいなあ」
と高校生になっても真剣に考えていた身としては、人生半ばにして夢が「ついにかなった!」という思いと、「かなってしまったんだ…」という思いが混ざりあっているのが否定できない。

これまでもレンタルや動画配信はあったが、公式で「見放題」「無料」とやられてしまうと、もう歯止めが効かないのが自分でもわかる。
例えが適切かどうか、戦争を経験した世代がいつまで経っても食事に目の色を変え早食いの癖が抜けず、すき焼きの肉は自分の手元に隠したがる、そんな感じだ。

さらにまずいことにiPhone/iPod touchにも対応してるので(WiFi接続時)、寝っころながらエルガイム全部とか、フリースポットのあるカフェでマイトガイン全部とかもぜんぜんOKだ。どっちも丸1日掛かりますが。

そんな訳で今年は「夏が始まった」というより「あの夏の続きがやってきた」感が強い。
果たして終われるんだろうか。抜け出せるんだろうか。今から不安であります。


↑秋元康は色々ずるい男だが、一番ずるいのは要所要所でこういう忘れられない詩を書くことだ。