トゥトゥーラの島

【トゥトゥーラの島】

・タイトル元ネタ
　ウルトラマン第８話「怪獣無法地帯」で、舞台となった島の名前が「多々良島」。レッドキングやピグモンがいたところですが、そこから「トゥトゥーラ」のネーミングが出てきました。あとでググったらペルーでは葦でできた舟をトトラと呼ぶらしい。トゥトゥーラやガルシアがスペイン語を話すのはそこからです。

・エロ人妻
　仲良き事は美しき哉。

・布地と言うよりは紐
　仲良き事は美しき哉パート２。ああ、エロい三十代女はいいよね。←感想文じゃねえかよ！

・南アタリア島
　「超時空要塞マクロス」で、最初にマクロスが落ちてきた島の名前と同じ。このお話では、カリブ海のそばに設定。

・久しぶりだね、アキヅキの諸君
　余裕があるように見えますが、余裕をかましているうちに自沈していくのがガミラス軍の真骨頂です。

・比須田さん
　元ジオテック役員。買収騒動の時にヤンに通じていた。後、ヤンの秘書に転職。先行きは不明。情けなさぶりを強調したいので、今回から声を茶風林に。脳内設定ですが。

・女子がＯＫ出しても、半分はＮＧ
　これに気づくまで何年掛かったことか……。

【マン・ミーツ・ガール】

・少女とパス回し
　そのまんま実体験です……海辺じゃなくて、近所の公園でしたが。

・がんばりすぎなイリア
　ネイルケアはちゃんとやりましょう（蛇足）。

・いくらなんでも早すぎるわ！
　この辺りから、短い段落で場面がいくつも転換していきます。こういう展開は初めて書いたのですが、文章を考えるより構想を伝えようという思いが強くて、巨人が出てくるシーンだけ文体が違ってる気がします。読みにくくないかどうか、今でも心配。

【光の子】

・元ネタとか
　虚構のヒーローの筈がいつの間にか現実に……最近では「ゼブラーマン」がそうでしたが、この話はウルトラマンティガ第４９話「ウルトラの星」(*2)を強くイメージしています。いい話だったなあ。

(*2)主人公のダイゴが宇宙人を追跡してタイムスリップすると、そこは１９６５年の東京。円谷プロでは「ウルトラマン」の企画立ち上げ真っ最中。ウルトラマンが円谷監督の前に現れたり、クライマックスでもティガを助けに現れたりと、虚実入り乱れる（現代の「ティガ」の世界にも、円谷プロが存在することになっている）エピソードがてんこ盛り。

・光の巨人
　メディアで「ウルトラマン」シリーズが取り上げられる時、初代とセブンはよく出てくるんですが、新マン〜レオ＆８０はあんまり出てこないことが多い。たぶん当時の社会へのインパクトや制作側の年代からそうなっちゃうと思うんですが、１９６７年生まれのオレにとって「ウルトラマン」というと新マン以降なわけですよ。タロウに出てきた「光の国」とか、わくわくしながら見たんだけどなあ。そんなわけで、「暴風雨の中の戦い」「アイテムなしで変身」「最後に『豪さーん！』とみんなが叫ぶ」シーンを入れさせていただきました。エピローグで「布団を干しながら、ねじ子が豪さんの出勤を見送る」シーンも入れようと思ったんですが(*3)、それは冗長すぎるのでやめました。

(*3)帰ってきたウルトラマン最終回「ウルトラ５つの誓い」参照。

【エピローグ】
・豪さんにポーズを取らせるねじ子
　実話のようなリアリティ。しかし、まめな男だなあ。

・豆を挽くレオン
　「クライマックスの後に、静かなシーンを入れて話を終わらせる」事が、ようやく意識できるようなりました。「フィギュアがなくなっていた」エピソードは、このシーンを書いてて思いつきました。だから豪さんがレオンにフィギュアを渡すシーンは、そこからさかのぼって付け足してるわけです。

・美麗とマーサ
　どんなエピソードでも最後はこの２人が出てくるのが定番になりつつあります。今後は、あんまり説明セリフを喋らせないようにしたいです。

（０４．０８．２９）