クリス様も見ている

■秋月クリス（１５歳）
本編の主人公。世界的大企業「アキヅキ」社長、秋月豪太郎の妹。私立聖アザレア女学園中等部３年生。生徒会長も務めるほどの優等生だが、隠れオタクでもありその気になれば問屋街まるごとの大人買いだって平気。思春期を迎えて、心の中は納得いかないことでいっぱい。
■秋月ねじ子（２８歳）
ひょんなことから（死設定）豪太郎とつきあい始め、今年の春めでたくも結婚してしまった、世界一ラッキーな同人女。式では勢い余って記念本を配っていた。普段はぐうたらでどうしようもない人妻だが、ガーターストッキングを履くと夫を自由自在に操れる。横浜のアニメショップでパートをしている。
■秋月豪太郎（２９歳）
妻のうたた寝姿を見て社長業の疲れをいやす、若き天才経営者。根っからのオタクではないものの、妻の趣味には最大限の理解を示すよき夫。頭はいいが考えすぎて先に進めなくなるほど真面目な性格なので、結婚を決意するまではいろいろたいへんだった。
■浅茅不二子（３０歳）
通称ぷぢ子。ねじ子とは「やさぐれ同人女同盟」を結ぶくされ縁。家電チェーン「ダイナマイト電器」秋葉原店で、今日もオタク相手に口八丁手八丁の商いを展開中。丈一くんという大学生の彼氏が、一般人のためオタ話があまりかみ合わないのが悩み。
■イリア・ビットマン（３２歳）
豪太郎の優秀な秘書。ドイツ人。サッカーが大好きで、すでに次のＷ杯に向けて有給を貯め始めている。年下のボーイフレンド、アンリは某公国の王子様であり心許せるオタク仲間。
■マーサ（？歳）
本名不明。ねじ子のメル友であり、実は豪太郎の母親でもある。秋月家を去ったのち慰謝料で悠々自適の生活を送っていたが、ねじ子と知り合ったことによりふたたびオタク界に身を投じる。けっこうお茶目。
■直樹さん（55歳）
秋月家に長く仕える運転手。普段はクリスの送り迎えをしており、ねじ子達の身を案じてマーサに連絡を取ることもある。安全第一がモットーだが、若い頃は赤城山で豆腐屋と互角に戦ったこともあるらしい。
■美麗（メイリィ）　（？歳）
　マーサの手となり足となって活躍する、美人エージェント。能力は申し分ないが、１ヶ月に一度は故郷の台湾に帰らないとホームシックになるのが欠点。